湘南の風土を活かす外構工事|藤沢市の気候と暮らしに最適なエクステリアデザインとは? 

藤沢市は、温暖な気候と豊かな自然に恵まれた湘南エリアの中心に位置しています。海と山が織りなす美しい景観は多くの人々を魅了し、独自のライフスタイルを育んできました。しかし、この魅力的な環境には、地域特有の気候条件(高湿度、強い日差し、冬の強風、海からの塩害など)が伴います。


外構・エクステリアは、単なる住まいの「顔」に留まらず、これらの地域特有の課題を解決し、日々の暮らしの快適性と安全性を高める重要な役割を担っています。


本記事では、地域密着型の外構工事会社であるエクステリアクローバーが、藤沢の風土に深く寄り添い、お客様の理想の暮らしを実現するため地域の特性や特徴を交えてご紹介します。


≪目次≫

・藤沢市の気候って?湘南の風土が外構に与える影響

・藤沢の気候を味方につける!賢い外構対策

・湘南ライフスタイルを叶える外構デザイン

・地域に根ざした専門性:エクステリアクローバーの強み

・まとめ


■藤沢市の気候って?湘南の風土が外構に与える影響

藤沢市は、相模湾に面していることから、一年を通じて比較的温暖な気候が特徴です。夏は猛暑日が続くことが比較的少なく、冬も氷点下になることはほとんどないため、一年を通して過ごしやすい環境が整っています。


しかし、この過ごしやすい気候の中にも、外構計画において考慮すべきいくつかのポイントがあります。


高湿度への配慮:

湘南エリアは全体的に湿度が高い傾向にあります。

特に夏場の8月は、高湿またはそれ以上に不快な日が28日以上続くこともあります。

この高い湿度は、カビの発生や木材の劣化を早める要因となるため、外構においては通気性や排水性を確保する設計が重要です。


強い日差しと猛暑対策:

夏場は日差しが強く、特に日中の日差しは室温の上昇に大きく影響します。

屋外の空間においても、日差しを効果的に遮る工夫が、快適な住環境を保つために必要となります。


冬の強風と塩害への配慮:

藤沢市の冬は、比較的風が強い時期があります。

特に3月は、時間あたりの平均風速が時速16.0キロメートルに達することもあります。

また、海に近い地域では、海からの潮風による塩害も懸念されるため、エクステリア素材の選定や、適切な対策が不可欠です。


これらの気候特性を理解し、外構デザインに活かすことで、藤沢市の暮らしをより快適で長持ちさせることができます。


■藤沢の気候を味方につける!賢い外構対策

藤沢市で快適な暮らしを実現するためには、地域の気候特性を理解し、それに適した外構計画を立てることが非常に大切です。ここでは、湘南の気候条件をプラスに変える、賢い外構対策のポイントをご紹介します。


-高湿度への配慮:通気性と排水の最適化

湘南エリアは湿度が高いため、外構においては湿気対策が不可欠です。適切な通気性と排水計画は、カビの発生を防ぎ、健康的な住環境を維持する上で重要な役割を果たします。


対策のポイント:

通気性に優れた建材の選択:

外構に使用する素材選びでは、湿気に強く、カビの発生を抑える通気性の良い素材を選ぶことが大切です。


透水性舗装材の活用:

透水性舗装材は、機能性だけでなくデザイン性も重視されています。例えば、大判インターロッキングブロックのような化粧性のある浸透性二次製品は、その美しい見た目でアプローチや広場空間を彩りながら、優れた透水性能を発揮します。

(※インターロッキングのお写真)

例でご紹介した大判インターロッキングブロックは、その機能性とデザイン性を兼ね備え、現代の外構に新たな価値をもたらしてくれる素材です。600mm×300mmといった大判サイズや多様な色、質感を持つ化粧ブロックは、デザインから景観まで幅広いニーズに対応してくれます。単なる通路としての機能を超え、アプローチや広場空間を彩る重要な要素になってくれます。


また、この舗装材の最大の特長である高い浸透性は、雨水を速やかに地下へ浸透させ、路面の水たまりを防ぎ、雨天時の歩行の安全性を高めます。


-強い日差しと猛暑への配慮:遮熱と日陰の創出

夏場の藤沢は日差しが強く、特に日中の日差しは建物の室温上昇に大きく影響します。外構で日差しを効果的にコントロールすることは、室内環境の快適性を高め、エアコンの使用を抑えるなど省エネにも繋がります。


遮熱塗料の活用:

屋根や外壁に遮熱塗料を使用することで、太陽光を効率的に反射し、屋根表面温度や室内温度の上昇を抑える効果が期待できます。実際に、外壁や屋根に遮熱塗料を塗布した施工事例も存在し、その効果が確認されています。


庇(ひさし)やタープ・シェードの設置:

建物の窓に深い庇を設けることで、直射日光を避けつつ自然光を取り入れることができます。また、ウッドデッキやテラスにタープやシェードを設置することで、夏の強い日差しを避けながら、屋外空間を快適に利用できます。


-冬の強風と塩害への配慮:高耐久素材と定期ケア

冬の藤沢は風が強く、海に近い地域では潮風による塩害も懸念されます。これらの影響から住まいとエクステリアを長く美しく保つための工夫が大切です。


ウッドデッキの強風対策:

ウッドデッキの基礎はしっかり固定し、デッキ下部分を幕板で囲むことで、風の吹き上げによる浮き上がりを防ぐことができます。


耐塩害性素材の選択:

外壁やフェンスなどのエクステリア素材には、潮風に強い耐塩害性のあるタイルやガルバリウム鋼板を選ぶことで、長期にわたり住まいを守ることが可能です。

特に、ウリン材は「鉄の木」「100年腐らない木」とも称される非常に密度の高い木材で、湿気や塩害にも強く、過酷な環境でもその耐久性を発揮すると注目されています。


定期的なケアの実施:

玄関前などに水栓を設置し、潮や砂をこまめに洗い流す日常的なケアは、外構の美観維持と劣化防止に繋がります。その他にも、海側の敷地をコンクリート塀で囲むことや、塩害に強いとされる植物(イヌツゲ、サザンカ、ヒイラギモクセイ、オリーブなど)を植栽することも有効な対策です。塗料の塗り替えも、フッ素系塗料で12~15年、シリコン系塗料で8~10年を目安に計画することをおすすめします。


■湘南ライフスタイルを叶える外構デザイン

藤沢市にお住まいの方々は、湘南エリアならではの開放的でリゾート感あふれる暮らしを求めています。外構デザインは、この地域特有のライフスタイルを豊かにする重要な要素です。


-「第二のリビング」としての庭:アウトドアリビングの充実

リビングとシームレスに繋がる庭は、単なる屋外空間ではなく、家族や友人とくつろぎの時間を過ごす「第二のリビング」として活用されています。特に、ウッドデッキやタイルデッキは、このアウトドアリビングを実現するための中心的なアイテムとして絶大な人気を誇ります。


デザインのポイント: 

ウッドデッキやタイルデッキの設置:

リビングの延長として広がるデッキ空間は、食事や読書、ホームパーティなど、さまざまな用途に利用できます。タープやシェードを組み合わせることで、日差しを気にせず快適に過ごせる空間となり、自宅でグランピングのような非日常体験を手軽に楽しむことも可能です。


自然素材を活かしたデザイン:

湘南エリアでは、海辺の雰囲気を演出するウッドデッキや、温かみのある天然石を使用したアプローチが特に人気です。また、ヤシの木、ソテツ、オリーブの木といった南国風の植栽や、石を配置したロックガーデンを取り入れることで、リゾート感あふれるお庭を創り出すことができます。


アウトドアリビングについて過去に上げたコンテンツはこちらから
URL:https://www.ex-clover.jp/blog/column/189478



-家族とペットが安心して遊べる庭:安全と快適性の両立

小さなお子様や大切なペットが安心して過ごせる庭は、家族全員の暮らしの質を高めます。外構デザインは、安全性を確保しつつ、快適で楽しい遊び場を提供することが可能です。


デザインのポイント:

人工芝の活用:

手入れが楽で年間を通じて美しい緑を保つ人工芝は、お子様が転倒した際の衝撃を和らげ、ペットの足腰にも優しい安心な遊び場となります。注意が必要なこととしては、夏場の強い日差しのもとでは、人工芝の表面温度が高くなることがあります。


人工芝は太陽光を吸収しやすく、特に夏場の日中に表面温度が上昇しやすい特性があるため裸足で歩くと熱く感じたり、ペットが長時間過ごすには注意が必要な場合があります。


そのため遊ぶ前に人工芝に水を撒くことで、一時的に表面温度を下げ、より快適な環境にすることが出来ます。

※ただし、ペットの毛が濡れると乾かすのが大変な場合があるため、ペットの種類や状況に応じて考慮が必要です。

またタープやシェード、パーゴラ、または樹木の植栽を組み合わせることで、遊び場に日陰を作り出し効果的な暑さ対策を行うことが出来ます。これにより、人工芝自体の温度上昇を抑え、日差しを気にせず安心して過ごせる空間を確保できます。


これらの熱への対策を講じることで、人工芝のメリットを最大限に活かしつつ、夏の暑さによる不快感を軽減し、一年中快適な屋外空間を実現できます。


また近年は人工芝の種類や特徴も進化を続けており、「熱に強い人工芝」や「ペット向けの人工芝」なども出てきています。ご予算と理想に合わせて種類を変えることでも快適な屋外空間を作ることもできます!


敷地からの飛び出し防止:

お子様やペットが敷地外へ不意に飛び出すことを防ぐために、適切な高さとデザインのフェンスや塀を設置することが大切です。


日陰の確保と水飲み場:

暑い日でも快適に過ごせるよう、木陰やパーゴラなどで日陰を確保する工夫も重要です。また、ペットのために清潔な水飲み場を設置することも、日々のケアに役立ちます。


ドッグラン仕様の庭:

愛犬が安全にのびのびと走り回れるドッグラン仕様の庭は、藤沢市内でも数多くの施工があり、ペットとの充実した時間を過ごすための理想的な空間となります。


-プライバシーと開放感の調和:目隠しとライティング

外部からの視線を適切に遮りながらも、閉鎖的にならない開放感を保つことは、湘南エリアのライフスタイルにおいて重要です。また、夜間の外構演出は、住まいの魅力を高めるとともに防犯効果も期待できます。


デザインのポイント💡

目隠しフェンスの採用:

光や風を取り入れながら視線を遮るデザインの目隠しフェンスは、プライベートな空間を守りつつ、開放感を損なわないように配慮します。


LED照明を活用したライティング:

夜間は、効果的に配置されたLED照明によるライティングで、昼間とは異なる幻想的な雰囲気や高級感を演出できます。これにより、住まいの美しさを際立たせるだけでなく、夜間の安全性を高め、防犯効果にも繋がります。


■地域に根ざした専門性:エクステリアクローバーの強み

藤沢市で長年外構工事を手掛けてきたエクステリアクローバーは、地域の特性と住民のニーズを深く理解しています。お客様に安心してご依頼いただくための、私たちならではの強みをご紹介します。


-地域密着のきめ細やかな提案

お客様一人ひとりのライフスタイル、家族構成、そして敷地の条件を丁寧にヒアリングし、藤沢の気候や街並みに最適なオーダーメイドのデザインを提案しています。お打ち合わせや現地確認、プラン・デザイン作成は完全に無料で行っており、お客様が納得するまで何度でもプランを練り直すことが可能です。お客様の理想を形にするために、きめ細やかな対話を大切にしています。


-豊富な施工実績と確かな技術力

エクステリアクローバーは、藤沢市内で数多くの外構工事を手掛けてきました。リゾート風エクステリア、防犯性を高めたクローズド外構、愛犬がのびのびと遊べるドッグラン付きの庭など、多岐にわたる実績があります。経験豊富なプランナーが、お客様へのヒアリングから設計、お見積もり作成、そして現場管理までを一貫して担当します。これにより、お客様の要望が正確に施工に反映され、伝達ミスによるトラブルを防ぎ、安心してお任せいただけます。


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URL:https://www.ex-clover.jp/case


-エクステリアクローバーの理念

私たちエクステリアクローバーは、「4つ葉のクローバーを見つけた時の幸福感を目指して」という理念を掲げています。

そして、「家と庭で創り上げる幸せな『家庭』」を経営理念とし、お客様の住まいづくりをサポートしています。お家づくりは建物を建てるだけでは終わりません。「家」と「庭」の両方がそろうことで初めて、お客様だけの特別なスペースが完成すると考えています。休日に家族で過ごしたり、家庭菜園を楽しんだり…と生活の一部となるお庭。一軒家にしかない魅力的な場所を築くとともに、お客様と一緒に幸せな「家庭」を創り上げてまいります。

≫≫≫詳しくはこちらから


■まとめ

藤沢市での外構工事は、単に見た目を美しくするだけでなく、地域の気候に適応し、お客様のライフスタイルを豊かにする「地域密着型の価値提供」が求められています。


エクステリアクローバーは、長年の経験と藤沢の地への深い理解、そして確かな専門知識と技術力を活かし、お客様一人ひとりの夢やこだわりを形にするお手伝いをいたします。私たちは、お客様の理想を上回る、快適で美しい外構空間を共に創造できるパートナーでありたいと願っています。


藤沢の地で培われた専門知識と技術力を持つエクステリアクローバーに、ぜひお気軽にご相談ください。


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